2014年中国半導体設計による販売高は60億米ドル、世界市場の7%

韓国産業研究院の報告書によると、2013年中国半導体設計領域における販売高は57.9億米ドル、2012年と比べて26.1%増え、世界市場の6%~7%を占めている。それに対して、韓国の同領域の輸出高は17.44億米ドルしかなく、前年比の増加率は2.6%、世界市場シェアも2.3%から2.1%に下がった結果となった。また、企業別では、中国海思半導体(hisilicon)と展訊通信(spreadtrum)の2社はグローバルランキングの12位と16位にランクインしているが、韓国企業はトップ20に1社も入っていない。中国の半導体設計企業は現在500社前後あると言われていが、まだまだ半導体は輸入品に大きく頼っている。国内の低価格スマホ市場の繁栄に伴い、中国の半導体設計企業、特にシステムLSI企業が競争力を持つようになった。中国政府のバックアップもあり、中国半導体設計能力の増強は、韓国/米国/日本をメインとする構造を変えることであり、将来的に中国企業による半導体ストレージ領域へ参入するなど、脅威となりえるだろう。しかし、韓国の有識者は、韓国企業に守りに姿勢に入らず、中国半導体設計企業の買収や提携、台湾同業の提携を強化し、企業自身の設計能力を向上させ、積極的に中国市場を開拓するべきだと提言している。

[執筆: CMS中国リサーチ部]

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